守山徹夜会議

怒濤の週末は、土曜日昼過ぎから始まった。

この土日を守山野外美術展事務局の会議兼勉強会にあてていた私たち。
土曜の昼過ぎから大阪で集まって、まず始めにアートやアートマネジメントの話を林加奈さんから聞き、話し合った。

私たちはアーティストや写真家やデザイナーの集まりなので、専門分野がそれぞれ違う。アーティストの待遇やアートの取り扱い、デザインの発注方法など、アートイベントに関わるさまざまな認識を事務局内で一致させておくための勉強会なのだ。

土曜の夜にみんなで井上信太さんの能を見た後、守山の東光寺へ移動して夜10時から本格的な勉強会。

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今年一年、私たちが手がけたアートイベントの反省点を検証し、改善点を導きだす。デザイナーである私は、印刷物の発注の仕方やディレクションのコツなどを話す。役割分担、ボランティアマネジメントのこと、アーティストフィーのこと、助成金の話、ぐるぐる話は巡り、白熱して意見を出し合い、ほとんど脱線せずにしゃべり続けて.....気がつくと夜が明けていた。
なんと事務局メンバー5人、誰一人途中で脱落することなく完徹。

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朝9時ごろ、ありがたいことに東光寺さんから朝食が届けられた。
温かいお味噌汁と、炊き込みご飯。まだ誰も眠気を感じず、脳をフル回転させてたせいか食欲旺盛で、本当に美味しくいただいた。

そのまま12時まで普通に会議は続き、ようやくお開き。もっと早くこういう時間を持つべきだった。みんなの思いが爆発したような12時間。より強いチームになったと思う。でも、それが試されるのはこれからだ。

帰り、JRでうとうとすると体が急に重くなった。家に帰って用事を済ませると眠気が襲ってきた。夕方4時に布団に入り、目覚めたのは翌朝7時だった。

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新作能「水の輪」へ

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土曜日は夕方から、大阪アート能・新作能「水の輪」を観に大阪市中央公会堂へ。

このお能は、美術家の井上信太さんが舞台美術を手がけた、現代アートと伝統芸能が融合した舞台。
井上信太さんは守山野外美術展のメンバーでもあり、個人的には京都精華大学の1年先輩でもある。といってもその活躍ぶりは群を抜いていて、関西のアート界では有名な存在だ。

今日は林加奈さんの声掛けで、守山野外美術展メンバーみんなで鑑賞することになった。

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開演までの時間は、地下の中之島倶楽部でお茶。

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井上信太さんの舞台美術。水鳥と老松。
そして舞台がはじまる。シテが登場し、緊張感のある空気の中、能楽囃子が中央公会堂のホールに響き渡って心地いい。

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舞台の途中に、水鳥の衣装をつけた子供達が登場する場面があって場が和む。大阪弁の台詞が無性にかわいい。終わった後は子供達の記念撮影。

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舞台の詳細は井上信太さんのブログで。
実はこの舞台は、水都大阪のクロージング時に一度公演されており、今回は再演となる。初演は水都会場である天満橋の野外。こちらの記事には初演までの舞台美術や設置の苦労が綴られていて、とても興味深い。

せわしない年の瀬にゆっくりと流れる時間。
伝統芸能の圧倒的な完成度に、現代アートという突破口があいた瞬間を見た気がした。<

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クリスマス*灯りの夕べ

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今日は、堺市諏訪ノ森のへ。

キャンドルイベント「クリスマス 灯りの夕べ」に毎年作品を出していて、早いものでもう5回目。ここのテナントのみなさんとも、お客さんともすっかり馴染み。昼下がりに搬入に行くと知った顔ばかりでホッとする。

今年の作品は、Package Igloo Projectの一環テーマである「使用後の食品パッケージで作品を作る」に則り、コンビニ等で販売されているカップドリンクの使用済容器を使ってクリスマスツリー「package tree」を作った。

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package tree * * * 

私たちパッケージデザイナーは、ひとつのパッケージにさまざまな技術を使い、気持ちを込めてデザインしています。
しかし一度使用したら、あっけなく捨てられゴミになります。でもパッケージはそれだけで十分に完成された素材。オブジェにも、おもちゃにもなり得ます。私は、捨てる前にもう一度楽しい役割をパッケージに与えたいのです。

このドリンクの空き容器はとても丈夫です。既に完成されたプロダクトに少しだけ手を加えてクリスマスツリーを作りました。身近な商品を使ったこの作品から、いろんなことを感じてもらえれば、と考えます。

* * * * * *


展示を終えて、喫茶ハピルでゆっくりお茶。ゆ*ちゃんがいれてくれる熱い黒糖キャラメルミルクティに、ここ数ヶ月の疲れが溶けてゆくよう。スキップ同好会のあづみちゃんと偶然一緒になり、しばし話し込む。ゆっくりとながれる時間、ほんと久々のこの感覚。ようやく、私の日常がもどってきた気がした。


*「クリスマス 灯りの夕べ」は、堺市諏訪ノ森ので明日19時まで。

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真冬にアイスクリーム!

久々に世界のお菓子サイト検証。
今回は、真冬になると食べたくなる濃いめのアイスクリームということでハーゲンダッツの各国サイトに注目してみた。

Smozie

まず目についたのが、アイスクリームスムージー!

欧米諸国のハーゲンダッツでは、こんな美味しそうなカップが新登場している。いろんなベリーが入ったものとマンゴー&アプリコット。今年の春に新発売になった様子だけど、これ来夏あたりに日本発売にならないかな。食べたい!

Beirys

クリームリキュール「ベイリース」のアイスクリームも欧米各地で販売されている。
お酒を使ったフレーバーとしては「アップルカルバドズ」が日本国内で季節限定販売されているが、こちらはアルコール分はない様子。

Banacrem

フランスのハーゲンダッツのサイトはおしゃれで充実してるなあ。フランスにおけるハーゲンダッツの歴史も見られるし、CMだって見られる。日本と共通のメニューが多いが、バナナ&クリームはなかったと思う。
ミニカップのプロポーションが日本と少し違って、背が高い。これは欧米全般そうだ。

ベルギーでもアイスクリームスムージーが新発売のよう。チョコレートの本場だが、メニューは割と一般的。


Lmtedi

これはドイツ。マスカルポーネパッションフルーツ&トリュフって、どんな味...?
リミティッド・エディション(限定版)ということで、これだけフタ側面が黒で高級感のあるパッケージだし、付加価値満載な感じ。


Cherry

イギリスのリミティッド・エディションはチェリー&クリーム。


続いてアメリカ。本家はさすがに種類が多い。

Usahgn

普通のハーゲンダッツのアイスクリームだけでなく、厳選素材でリッチなRESERVE、5つの素材だけで作られるというナチュラル系アイスクリームのFive。

このFiveは日本で販売しても売れそう。アイテムはミント、ジンジャー、コーヒー、バニラ、パッションフルーツ、ブラウンシュガー、ミルクチョコ。

Reseve

リッチなRESERVEは高級感とこだわりを表現したパッケージ。

クラッシックフレーバーのアイテムも多く、抹茶まである(アジア圏以外ではアメリカだけ)。ピスタチオはなぜか日本ではあまりメジャーではないフレーバーだ。個人的には大好きなのに。

Peppmnt

アメリカのリミティッド・エディションはペパーミントバーク。
ホワイトチョコレートにペパーミントのキャンディがちりばめられているような感じ?あまり美味しそうに感じないのだけど。


Kankoku

最後は韓国。
ミニカップの種類が6つとまだ数が少ない。抹茶があったのがアジアっぽい。ただ、ミニカップは背の高い欧米仕様。

Dorce

改めて日本のハーゲンダッツのサイトを見ると、オリジナルメニューの多いこと。
ティラミスとクレームブリュレから始まった、現在5種類販売されているドルチェシリーズ(この背の低いカップもオリジナル)は日本しかない。

これからの季節でもクリスマスやバレンタインに向けての期間限定やスペシャルメニューが豊富で、日本人ってアイスクリームが好きなんだなと思う。
さあ、食べたくなった人はハーゲンダッツのサイトか、近くのコンビニへ!

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ふたたびのアヒルちゃんに

一年の最後の月に、一年中の疲れが押し寄せると聞いた。
ほんとにここ2週間ほどはそんな状態で、なかなか疲れが抜けてくれない。年末に向けさまざまお誘いを受けるが、必要最低限の約束しか守れずにいる。

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さて、水都大阪で展示されていたオランダ人アーティスト、ホフマンさんの作品が再び天満橋に登場したという。言わずと知れた、巨大アヒルちゃん。師走の大阪にひととき和やかさを与えている。

私の周りでも水都の時以上に話題にする人が多く、その影響力に驚く。
アヒルちゃんは確かに愛くるしいし、盛り上がるのは一向に構わないのだけど、みんなが騒げば騒ぐほど懐疑的になる性格なので、どうも引っかかるものがある。この違和感、なんだろう。

ひとつは、誰も作家の事に触れないのだ。
個人はもちろん、メディアですら明記してないものがある。
あのアヒルちゃんは、ラバーダックというホフマンさんのアート作品である。パブリックアートとしてあの場所にあることで、写真を撮ってブログに載せるのに問題はないけど、それなら作家の名前も併記してほしいと思ってしまう。どこかのゆるキャラや白浜のパンダみたいに、ただただ「巨大なアヒル」としてもてはやされていることが、どうも残念な気分にさせるのだ。


パブリックアートが作品だけで人を集められるのは、ある意味いいことなのかもしれない。
それに、白浜のパンダを見に行く気分と、ラバーダックを見に行く気分が同じで何がいけないと言われたら、うまく説明できないのだけれど。


アーティストの尊厳...それに誰も敬意を払っていないような気がする。当のホフマンさんは、こんな風にラバーダックだけが一人歩きしていることをどう思うのだろう。(でも謙虚なアーティストさんだと素直に嬉しいと思ってたりするんだろうけど...)


以前、アーティストのMiyakiさんや林加奈さんと話していた日本の美術教育の大きな欠陥、それは「鑑賞教育」が皆無なこと。表現し続ける人よりも、圧倒的に鑑賞する側になる人が多いのに、アートの鑑賞方法を何も教えてもらわずに大人になるという悲劇。アヒルちゃんの騒ぎを見て、ふとそんなことが頭をよぎった。

もし、わざわざ時間を作って天満橋まで見に行くほどアヒルちゃんが好きなら、ホフマンさんの他の作品にも興味を抱いてほしいし、これからの作品にも注目し続けてほしいと思う。他の作品もほんとに素敵なのだから。

最後にアヒルちゃんに空気を入れている様子を。


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